カンボジア=地雷・貧困・・・??
近年の目覚ましい成長で、注目を集めるカンボジア。
でも中には、“カンボジア!?地雷があるんじゃないの?”と、
心配の声を上げる方も少なくありません。
実際はというと…地雷があるのは、タイとの国境付近であったり、
限られた一部の地域にしかないんですって
ある場所や、あるかもしれない場所はもう国や関連団体が把握していて
撤去作業が行われているんです。
つまり、私たち外国人が訪れる様な、遺跡群付近や、
首都近郊というのは地雷はないのです。
にも関わらず、【カンボジア=地雷】というイメージが強いのは、
1970~1991年という、ごく最近まで長期にわたる内戦を繰り広げていたことや、
ポル・ポト政権による極端な左翼政策の影響であらゆる産業が
壊滅状態であったことも影響します。
それに加えて、カンボジアに関する他の情報が少ない上に、
町中でふと目を向けると、カンボジアの地雷撤去に関する募金活動もあったりして
そのイメージが刷り込まれてしまうのでは?
と、私個人としては思います。
実際のカンボジアはというと、
ただ今、経済成長真っ最中!!!
1993年に新憲法の下で新政権が発足してからは、
経済成長率がマイナスに転じた事は一度もありません。
1990年後半から2000年前半においては、ベトナムやタイを上回る成長を遂げた
というからその実力は明白ですね。
そして、2001年~2010年の10年間の平均成長率は7.7%で、世界第9位となっています。
2009年は世界同時不況の影響が及んで落ち込んだものの、
その後はやはり上昇を遂げているわけです。
教育面や、輸送インフラなど、まだまだ課題が山積する面もあることに
違いはありませんが実力を現しているカンボジアは、
これからが面白いに違いありません。
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