新型肺炎の影響はカンボジアにも・・・
当然といえば当然なのですが
中国からの入国が多いカンボジアは新型肺炎が他人事ではありません。
対岸の火事ではなく、言うなれば陸続きの火事ですから、
当然なのかもしれません。
まず、中国からの原材料が届かない縫製などの工場が
10カ所以上がストップしていて、
そのせいで3000人もの労働者に影響が出るようだそう。
また、シアヌークビル に入港したクルーズ船は
2000人以上が乗船していたものの全員が陰性。
いくつもの国や地域から入港を拒否されていた船を
カンボジアが受け入れたということそのものは
評価されるべき点ではありますよね。
恐らく。
(というのも、国民からは批評が多かったでしょうから。)
そして、最も影響が大きかったであろうと思われるのが
カンボジアへの渡航者の激減。
航空会社がフライト数を削減したことで、
外国人観光客が前年同月比52%減。
(うち82%が中国人)
アンコールワットの観光客数でいえば
1〜2月は37%も減少したのだそう。
入場券の収益も同じ程度減少したようで、
インパクトは非常に大きなものとなりました。
カンボジアには、なにせ多くの中国人が訪れますから。
中国で何か起これば影響は大きくなります。
中国がくしゃみをするとカンボジアは風邪を引く
なんていわれているほどですから、
影響しないはずがありません。
中国は人口が多いですから、
本当に、とんでもない影響が簡単に出ますね・・・。
とまぁ、軽視できない影響がカンボジアに及んだことにより、
今年の成長率は、当初の予想の6.5%から下方修正され
6%程度や、あるいはそれよりも落ち込む見込みとされました。
無理もないですね。
これはカンボジアに限ったことではないと思いますが、
新型コロナの影響が世界に与えるダメージは
相当に大きなものになりそうです。
中国から全世界へと影響を及んでいる新型ウイルス。
当然、まずは身の安全と健康の確保が大事です。
皆さんそれぞれ、ご自身やご家族を守る行動をしていきましょう!
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