投資家には好都合なドル化経済。でも現地では・・・

2018年4月18日 loveCambodia カンボジアとは?


ご存知の通り、カンボジアでメインの決済通貨となっているのは
米ドルですね。

 

私たち、外国人からしてみれば、
米ドル決済ができることって素晴らしい利点です。

 

カンボジアで日本円から米ドルに換えて、
使わなかった分を取っておいても、
比較的身近な海外旅行先でも使えますしね。

 

グアムとか、ハワイとかもOK〜( ´ ▽ ` )
他の国では、そうは行きませんよね。


 

新興国通貨は、主要通貨よりも値動きが荒く、
通貨リスクが高くなりますが、
新興国で米ドルが使えたり、投資ができることは
非常に大きなメリットだと言えるでしょう。

 

 

 

 

ちなみにカンボジアには、独自の通貨リエルがありますが、
その活躍の場はというと・・・

 

1ドルに満たない買い物の時や、
お釣りで返ってくる時くらい。

 

少なっ( ・∇・)

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(写真はフォーブスさんからお借りしました。)

 

 

 

なぜそれほどまでに
カンボジアが米ドル経済になったのかというと、


内戦時代、ポルポト政権下でリエルの価値がなくなり
(この歴史はかなり残酷で恐ろしいものがあります)
終戦後、UNTACが米ドルを持ち込んだためです。

 

翌年にリエルは復活しましたが、
国民は、一度リエルに裏切られているために

(リエルが悪いんじゃなく当時の政策が悪いのですが)

リエルへの信用が回復する間も無く、
米ドルが定着するのも無理はありませんよね。


 

そして外国からしてみると、
カンボジアの復興支援や投資するには米ドル建てが好都合ですし、
カンボジア側としては多額の資金を獲得できて好都合となったわけです。

 

 

 

 

 

しかしそのドル化は、
カンボジアにとっては決して好都合だけではないんです。

 

 

カンボジア独自の通貨である『リエル』ではなく、
米ドルで経済が成り立っていないということは、
自国の金融政策の実施が難しくなりますよね。

金融情勢の判断が難しくなるし、
ドル建ての金利は海外金利動向に振られる。

 

 

そして1番大きいのが、
中央銀行が『最期の貸手』としての機能が果たせないということ!

 

流通している通貨が米ドルなだけでなく、
銀行の預金も米ドルが大半を占めているため、

どこかの金融機関が資金不足に陥ったとしても
中央銀行は助けてあげられません。

 

 

そういった点などを懸念して、
ドル化からの脱却が課題になっています。

 

 

しかしながら、いきなりリエル一本にするなど
到底できることではなく、

もしそんな事をしたら、リエルの価格が暴落し、
物価は急上昇。

カンボジアはまた混乱の渦の中にーーーー・・・。

 

 

 

まずは、徐々に出回るリエルの量を増やし、
緩やかに定着させていくしかありません。

 

 

 

 

そのために、政府も様々な計画を行なっていますが、
そこへ一役買いそうなのが、

またしてもイオン!

 

 

 

今年2月に、
リエル建ての電子マネーサービス“リエルペイ”
提供を開始したそうです!

 

プリペイド方式になるため、安全に使えますし、
米ドルでもリエルでもチャージできて便利です。

 

また、残額や履歴の確認がアプリから行えて、
しかもそのアプリを持っている顧客同士で
電子マネーの送金もできるんだとか!

 

 

 

ちなみにリエルっていくらくらいかというと、
4000リエルで1ドルくらい。

 

 

ということは・・・

ちょっとしたお買い物はもちろん、
高額商品の買い物になると、
リエルの札束を携帯しなくてはなりませんよね。


 

 

100ドル(1万円ちょっと)のお買い物で・・

1000リエル札を400枚も持っていかなきゃいけない!!

 

 

 

 

そんな札束持って歩きたくない!

不便すぎ!!!

 

 

 

 

そりゃあ使われないわよ・・・リエル・・・(つω-`)

 

 

 

でもそのリエルペイなら、
現金の持ち歩きが不要になるし、
イオンモールだけでなく、公共交通機関での支払いもできるそうなので

安心^^

 

 

 

こうやって
自然とリエルで支払えるようになれば、
便利だしとっても合理的ですよね!


 

 

さすがイオン!
カンボジアに貢献しまくりですね!

 

 

国民は便利になるし、
国としては推進しているリエルの普及も叶うし、
みんな喜びますね^^

 

 

 

 

以前こちらのブログで紹介しましたが、
カンボジアは隠れたフィンテック大国で、
電子マネーなどのツールは意外なほど広まっているんです。

 

こういった、リエルを便利に使えるサービスが増えることは
国にも国民にも良いことですね!

どんな風に広まっていくか、楽しみです^^

 

 

 

ちなみにそのリエルペイ、
イオンのサービスですが日本のイオンでは使えません!

カンボジアに行った記念に、と沢山チャージしても
日本で使えませんのでご注意を!

なんせ、リエル決済のためのものですので!

Comments are currently closed.


Powered by http://wordpress.org/ and http://www.hqpremiumthemes.com/