フン・セン首相の独裁は許されるべき?

2018年3月27日 loveCambodia カンボジアとは?


カンボジアのトップに長く君臨するフン・セン首相。

 

FGIランドバンキングの用地がある
ING Cityを縦貫する幹線道路の名前にもなっているので、
しっかり認識されている方も多いかと思います。

 

 

開通式の様子は、過去のブログに掲載しました。

 

 

 

 

そのフン・セン首相、

30年という驚異的に長いことトップにいるがゆえに
独裁者という呼び声も高まってきています。

 

 

 

フン・セン首相は、
あの恐怖政治を指導したポル・ポト氏を追い出したことで
一見するとヒーロー的ではあります。

 

 

実際、カンボジアの復興に関しては
強烈なリーダーシップを発揮し、
国を率いてきたことは間違いないと思います。

 

 

しかしながら、
30年もの間、首相に君臨しているということは
見方を変えれば独裁的なんですよね。

 

 

そのフン・セン首相は今、
欧米離れ、中国依存を進めています。

 

 

 

 

 

 

 

トランプ大統領に対して
内政問題に干渉しない様にと発言して
かなり強気に出たり、

(トランプ大統領は、カンボジアの最大野党を
 支持していると言われています。)

 

昨年、長く続けてきたアメリカとの軍事演習をやめ、
中国と初めての演習を行ったりと、
最大投資国である中国にゴマをすっている様にもみえます。

 

 

 

 

以前にこのブログでも取り上げましたが、

2010年以降、カンボジアにとって最大の支援国は
中国です。


 

金銭的な支援を中国から受けているために
どんな場面でも中国を支持する様な言動をするのはもちろんのこと、


考え方が中国よりなところがあります。

 

 

 

例えば、一大プロジェクトのコンペがあったとして、
それを勝ち取るための賄賂や過剰な接待も


余裕で受けちゃう

 

 

 

中国は、内容に少々の難があっても
担当大臣や会社のトップをあからさまに豪華にもてなしたり、
金品を握らせてでも契約を取り来ます。

 

(高級外車を送ったりもするんだとか!)

 

一方で日本などの企業は、内容は堅実性と安全性はクリーンですが
賄賂や過剰接待がNGなので、
トップたちとしては“うまみ”が少ないです。

 

 

 

そういったやり方をよしとする風潮が
今や当たり前になってしまっていて、

むしろそれをしない企業や国は契約するに値しない
というスタンスになっているのだとか。


 

 

これが、貧富の差を生む一つの原因でもあり、
政府やトップが国民からの反感を買う理由であり、

フン・セン首相は独裁者だという声を
強めることに繋がっていると思わずにはいられません。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真はこちらのサイトからお借りしました。

 

 

 

 

カンボジアは、先々の幸福を目指すというよりは
目先の利益にまっしぐらになっています。

 

富裕層や中間層が増えてきているとはいえ、
明日のご飯もままならない人も
とんでもなく多いのが現状ですから、

中国が投資することで、
国民の収入が増えるという点では
それは決して悪いことではないのですが、

 

 

それには、決して無視できない副作用があるのに
フン・セン首相をはじめとするカンボジア政府は、
それをとことん無視しているんですよね。

 

 

 

 

副作用というのは

 

発展のために酷使されるカンボジア人の労働力
であったり、

 

環境汚染対策が全く講じられず
被害を食い止められないこと
であったり、

 

それでは、いくら豊かになって
高い建物ができても、
国民は素直に喜べません。

 

 

 

また、人によっては、あるいは国によっては、
あのミニ・チャイナとも言えるような街並みに
嫌悪感を抱くかもしれません。

 

 

特にプノンペンで建設されている
高層建造物は、中国資本が多いため、
『工事中』の表示も中国語。

 

どれも全てが中国資本とはいえないものの、
日本人なら伝わるのでは?と思う、
あの中国の独特の、きらびやかな感じや
安っぽい感じのデザインというか、
そういったところが随所にあるのも事実です。

 

 

それだけカンボジア(政府)は
中国に依存しているということなのでしょう。


 

 

そういった状況について
カンボジア人の方がどう感じているのか聞くと、


 

『カンボジア人が中国を好きなのではなくて、
 カンボジア政府が中国を好きなんです』

 

とのこと。

 

 

( ;∀;)

 

 

もはや、
カンボジア政府に疑問を抱かずにはいられません。

 

 

 

 

 

ちょっと長くなってしまいましたので、

次回も『フン・セン首相の独裁は許されるのか?』について
もう少し書いてみたいと思います。

 

ぜひご一読ください。

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